Home > アーカイブ > 2016

2016

オリス ORIS ダイバーズ 65を購入。ファーストインプレッション。

ORIS_divers65
オリス ダイバーズ 65を購入。
2015年のバーゼル発表時はそれなりに注目されていたように思うのですが、実際のところあまり売れなかったのではないでしょうか。
僕も正直興味のないモデルだったんですが、何度も見ているうちに不思議とこのブサカワフェイスに興味が湧いてくるんですよね。

oris_divers65
ドットインデックスかアラビアインデックス、さらに文字盤の色が選べてベルトも3種類から選べて…もうどうでもよくなります 笑
今回あえて、いつもなら絶対に選ばない色を選んでみました。一番ヴィンテージ感が強いように感じたんです。
黒文字盤やドットインデックスのモデルを買うなら、別にダイバーズ65を買わなくても…と思うんですね。

SSブレスを選んだのは、アレです。
ベルトの違いでほぼ値段が変わらないなら、買い増しが一番高くつくSSブレスモデルが得に決まってるさ!というアレ。
to-fuクラスの貧乏性になるとどれが一番好みか?よりも、どれが一番お得か?で決めるようになります。

65_01
今回Web通販で並行店から購入したんですが、率直に申し上げると質感は思ったよりも良くなかったですね。
正規20万円、並行11〜12万円と舶来品としてはローエンドの価格帯であることを考えれば「まあこんなもんかなあ」という気がしなくもないのですが、手に持った感触は”何とも詰まってなさそうな金属の塊感”でした。なーんとなくスカスカするんですよ。

65_03
ただ、実際腕に着けるとそのチープ感が過去の復刻モデルとして良い方に作用するのか、これはこれで有りだなと思えるんですよね。
40mmという無理のないサイズ、内面無反射コーティングされたドーム型のサファイアガラス、ポストモダン的ちょいダサアラビア数字…雰囲気ありますわ。

65_04
サイズ感、厚さ共にロレックスのサブマリーナーとほぼ同じ。
日常の装着感がベストなのは結局このサイズなのかもしれませんね。

65_05   65_06
ただ、6桁サブとは違いブレスにもクラスプにも剛性感は全くありません 笑
クラスプなんて本当に貧相なもので、ダイバーズを謳いながらもダブルロック式になっていない時点でお察しです。

ただこれも”良くも悪くも”なのですが、その安っぽさが軽快な着け心地に貢献しています。
着け心地は悪くないどころか、素晴らしいと言っても差し支えないでしょう。
また、このリベットブレス。ラグ幅20mmからバックル部にかけて一気に14mmまで絞り込まれていまして、古き良き時代感の再現に一役買っています。
シャラシャラでチャチいんですが、雰囲気良いしまあいいかーと思ってしまう魅力があります。

65_07
ここ数年、各社復刻モデルを乱発していますが、このダイバーズ65に関してORISは現代版のスペックに落とし込むことには興味が無さそうと言いますか、造りの良さやカタログ上の数値で勝負する気なんて最初から無かったのではないでしょうか。

スケベ心を出していたらサイズ42mm、防水性能200m辺りに落とし込まれていたような気がしてならないんですよね。
ぶっちゃけねじ込み式リューズ、スクリューバックであるこの時計が200m防水を謳っていたって誰も疑念を持たなかったと思いますよ。
スイス時計の防水性能なんて半分はハッタリで出来てるんですから。
しかし、そうは記載しなかった。

現代の技術で極上スペックにブラッシュアップするのではなくて、造りの甘さを含めた当時の空気感を再現しながらリメイクする…
あまりコストを注ぎ込めないローエンドブランドORISだからこその、絶妙なHeritageの解釈だと感じます。

65_08
高級時計を期待して購入すると満足度の低い時計でしょう。
ヴィンテージに興味があるけど敷居が高くて…という方にはオススメできる1本です。

2016/11/30 福井県西某所 めばりんぐ

161201
ロッド: 34 アドバンスメント FPR-55 F-tuned
リール: シマノ 11ツインパワー C2000S
ライン: エステル(ラインシステム Ajing PET)0.3号+カーボナイロン3lb
釣果: めば×5、ガシラ×1、セイゴ×1、アジ×7〜8、豆ばる×10くらい

そろそろメバルが釣れるんじゃないかということでメバリング。

161201_2
開始1投目で30cmくらいのセイゴ。
2投目にも同じようなセイゴがヒットするも寄せる途中でバラし。

あとは20cm前後のメバルを捕獲していく釣りでしたが、流石にエステル03では安心してやり取りできませんね。
強引に寄せればラインブレイクするであろうことは必至なので次回はエステル06かPE03で。

ホンダワラ群生地帯→セイゴ、表層→豆ばる、1m沈めると中型メバル、それ以上下層はアジという感じでした。
油断するとすぐアジゾーンに入ってしまうので難儀しますわ。

久しぶりに新しいメバルロッドが欲しい。
5ft台のアジングロッドも流石に飽きつつあります。
楽しいのは掛けるまでなんですよね…

パーロンストラップ(Perlon Strap)を比較

porto_01
青色のパーロンストラップが欲しかったんですがebayの中華業者がなかなか入荷しないため、イギリスのWatchGeckoで購入してみました。
送料含めて2,000円くらい。中華の450円と比較すると超高額なので躊躇しますね。
しかし実際に届いてみると月とスッポン、伊勢海老とアメリカザリガニだったので画像で比較してみます。

※Amazonで2,000円くらいで売られている物は私の言うチャイニーズクオリティ品と全く同じ商品だと思われます。
編み込みの感じからバックルまで完全に見たことのあるアレです。

porto_03
おぉ…20mmを頼んだら20mmジャストの物が届いた…
何言ってんだお前って感じですが感動しました。

porto_04
もうこの長辺400pxの画像でも充分お分かり頂けるかと思うんですが、この違いですよ。
編み込みの密度から形状まで全く別物です。
中華のグレーは実測幅21〜23mmで有り得ないくらいにウネウネしてます。
いや、俺が頼んだのは20mmなんだけど…
(ただ実際時計に付けてしまうとウネウネ感はそこまで気になりませんでした。)

ちなみに装着感も別物。
中華はいかにもナイロン繊維といった感じにゴワゴワしていますが、Geckoのものはとてもしなやかでした。
毎日身に着けるものなので、装着感ってすごく大事だと思います。

porto_05
バックルはどちらもペラペラで安っぽいんですがGeckoのものはコンパクトに作られていて、腕の内側で邪魔にならないように工夫されています。
ロゴの入っていない側のベルト通しが細くなっており、ベルトの剣先を通しやすいだけでなくちょっとオシャレです。

porto_06
パーロンはナイロン繊維製です。
端からほどけないように裏面の先端が熱圧着されています。
Geckoのものは裏面全体に弱めの圧着をし、その上で先端部分のみ再度熱圧着をしているようです。手が込んでいます。

porto_02   porto_07
ネイビーやグレーは当然マッチするんですが、やっぱり鮮やかな色の方が”らしさ”が出るように感じます。
無難なカラーならクロコでいいかな…と思うんですね。せっかくこの手のベルトを買うなら遊び心がほしいところ。

個人的にはこの着け心地を味わってしまうともう中華パーロンには戻れません。
海外通販は人によってはハードルが高く感じるかもしませんが、国内で2,000円を出して中華を手にするよりはこっちを断然おすすめします。

セイコー プレザージュ SARX019 再レビュー

img_0811
何故だか分かりませんがセイコー SARX019で検索をかけてくれる方がとても多いんですよね。
公式の画像がアレ過ぎるので、実物の画像を参考にしたいということなのかもしれません。
製造数が少なく未だに店頭で見かけることはほぼないため、ほとんどの方がWeb通販での購入を検討されているのではないでしょうか。

img_0803   img_0806
この時計の魅力は琺瑯文字盤。所有した感想としては本当にそれだけです。
ただ、その琺瑯文字盤が見せる表情が本当に魅力的なんですよね。

職人の手で1枚1枚作られた琺瑯製の文字盤。
デイト窓の付近がぽこっと凹んでいるのがお分かり頂けるかと思います。
この手作り感が堪らないんですよねえ…

正面から見ると本当に平凡でフツーな時計なんですが、手首を動かすと風防のカーブサファイアと平面ではない琺瑯文字盤が相まって、まるで氷のように冷たい氷結の世界を見せてくれます。この価格帯でこれだけ表情を楽しませてくれる時計は結構珍しいんじゃないでしょうか。

とにかくガラスが光を反射しまくるので視認性が良いとは決して言えませんが、この時計の場合その反射すらも計算してデザインされているように感じるのです。冬服の袖口にとても似合いますし、実際に冬が来るとこの時計に手が伸びることが自然と多くなります。

img_0860   img_0871
あとはもう本当に普通の時計ですわ 笑
3〜4万円で売られているセイコー6R機と何ら変わりはありません。
ベルトも一応本クロコですが、どうしても純正にこだわる方でなければ購入して即替えられるか痛んだタイミングで別のメーカーのものに付け替えられる運命でしょう。この金額で本クロコ!と驚嘆するほどの質感ではありません。

img_0820   img_0856
この時計を買うか否か…迷われている方はきっとこの厚さが不満なのではないかと思います。
私もこれが手巻き38mm、厚さ10mm未満、ノンデイトであれば文句なしでした。
何故この不細工なケースに入れた!と叫びたくなる気持ちはよく分かりますが、実際身に着けてみるとそこまで厚さは気にならないものです。
シャツの袖口にもギリギリ収まる厚みなので、着用していて鬱陶しく感じることは無いと思いますよ。

結構な数が出回っているはずなのに中古市場にあまり出て来ないことからも、購入された方の満足度はそれなりに高いものだと思われます。
万が一気に入らなかったとしてもセイコーとしては珍しくリセールにも期待出来るでしょう。
個人的には買って後悔のない時計だと思います。

2016/11/6 福井県西某所 アジング

あじ
ロッド: 34 アドバンスメント FPR-55 F-tuned
リール: シマノ 11ツインパワー C2000S
ライン: エステル(ラインシステム Ajing PET)0.3号+カーボナイロン3lb
釣果: アジ×6

21:30着。暴風向かい風&超時化。
たまたまポイントに同着したエギンガーの兄さんが数投して去っていったレベル。
この辺に風裏なんて無いし片道2時間かけて来てる者としてはそう簡単に帰れないんですわ…

とりあえずジグ単では糸ふけと飛距離の問題で話になりませんが、普段は絶対に使うことが無い1.5gで何とか1匹。
僕は別に寒空の下で波しぶきを浴び続けることに快楽を得るS級マゾヒストではないので、ここでジグ単をやめることにします。

161107_2   161107_3
5匹追加。今日も20〜23cmのアジが入ってきていて良い感じ。

このシマノのタイディソアレというのが超絶使いやすくて気に入ってるんですが、ついに最後の1個を高切れでロストしてしまいました。

これ、リーダーに噛ませるだけでセッティング完了できる優れものなのに近くの釣具屋で全く見かけません。
たかがアジ釣りの仕掛けにスイベルだのゴム留めだの面倒臭くてやってられねえっすよ。

ジグ単に戻るか悩みましたがザッパンザッパン波を浴びるのが嫌になってきたので、物陰に隠れてコーヒー休憩して帰宅。
予備のタイディソアレさえあれば、もう数時間は楽しめそうだったのに無念。

しかし手持ちのリールの中でこの11ツインパだけベール返りが酷いんですよね。
巻き心地は素晴らしいのにローターの慣性が制御できてないからかキャスト中にベールが返ってしまうのが難点。
OHの時に何とかならんか聞いてみよう。

Home > アーカイブ > 2016

CATEGORIES

Return to page top