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TAMRON 35mm F2.8 DiIII OSD を購入しました


SIGMA fp / SIGMA 45mm F2.8 DG DN

何やら機材を色々と買いまくってますが、こちらは追加購入ではなく機材の入れ替え。リプレイスです。元々所有していたクソレン…いえ、Sonnar 35mm F2.8 ZAが全く気に入ってなかったんですよね。これがまたレンジファインダー時代の骨董品を思わせるくらいに寄れなくて出先で何度イライラしたことか。そんなに寄って撮ることある?と思われるかもしれませんが、いざ寄ろうと思ったときに寄れないということが問題なのです。ここなら行けるか?ジーコジーコ。それなら一歩下がってここなら?ジーーー、沈黙。投げ捨てたくなるのは私だけでしょうか。そもそも私はライカやカールツァイスといった舶来野郎共のあの無駄に偉そうな感じが好きではないのです。今の奴らは過去の栄光を切り売りしながら生き永らえるだけの醜い穀潰しですよ。(言い過ぎ。)

当時は小型軽量の35mmスナップレンズの選択肢というと件のゾナーさんしか存在しなかったもので仕方なく使っていました。しかしこのタムロン 2.8/35が発売された今、そろそろ私もゾナーさんの呪縛から解放されても良いのではないか。ということでリプレイスすることになった次第です。


素材ではコスト削減しながらもミニマルでいわゆる「今っぽい」デザインにすることで安っぽさを打ち消しているのはお見事。ややツヤっぽい質感で押してくるシグマとマットな質感のタムロン。実際手に持った質感は確実にシグマが上なんですが、私の琴線に触れるのはタムロンの方ですね。ツヤとか光沢でアピールするのって品が無いというかどうもセンスが発展途上国っぽいというか…いえ、まあ好みの問題なので言い過ぎかもしれませんけど。

ちなみにこの汚れ、最初からあったものです。恐らく製造工程で付いた指紋でしょう。堀内カラーのクリーニングペーパーで拭ったら簡単に落ちましたけど、こういうの萎えますよねえ。きっとトイレの後に手も洗わないような無頓着なオッサンが触ったものですよ。というかそれ以前にまさか組立作業、素手でやってんの?みたいな。


レンズフードはバヨネット式。ゾナーの純正フードと同じく、私の好きなフジツボ型です。正面から見ると焦点距離とかブランド名とか一切書いて無いのが素敵。ですが、フィルタを付けると干渉して装着することが出来ません。これは困った、と思ったら。


フードの先端にフィルタ装着用のねじが切られており、レンズ-フィルタ-フードではなくレンズ-フード-フィルタの順に装着することなら可能でした。美的にいかがなものかと思いますが、まあとにかく付けばOKでしょう。


ここまで寄れることに感動!最短撮影距離15cmですが「レンズ先端からの距離」を指標とするコンデジに対してレンズ交換機の場合は「センサーからの距離」となるので、実際にはこれもうレンズの目の前では?という距離から撮影できます。え?ゾナーさんですか?仕様上は35cmですが体感だと45cmくらい離れないとピントが合わなくてイライラする感じですね。本当に。

ちなみにタムロン自慢の静音DCモーター「OSD」が搭載されているそうですが、これがまた冗談かと思うくらいAFが遅いしジーコジーコうるさいです。OSDの「O」は間違いなく「Osoi」の「O」でしょうね。ゾナーの方が早くて静か…どころか、これは次元が違うと言ってもいいくらい。腐ってもゾナーはメーカー純正かつ格上レンズだったのだと痛感させられます。動きものの撮影や動画用途には絶対オススメできません。特に動画なんか駆動音が入りまくると思います。私はもう二度とゾナー生活には戻れませんけどね。

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