- 2020-09-02 (Wed) 13:51
- Life Log | SIGMA 85mm F1.4 DG DN Art
SIGMA fp / SIGMA 85mm F1.4 DG DN Art
4:20起床。表題のとおり久々の巨樹めぐり。といっても比較的近場の2箇所だけですけど。
日々の楽しみだったはずなのに一度遠ざかると出かけるのが億劫になってしまってダメですね。しかし遊びが疎かになると、今週末出かけるために仕事を頑張るぞ!みたいなメリハリまで無くなってしまいがちで、公私ともに何となく「とりあえず今年はただ乗り切るだけでも上々なのでは?」と無気力な状態が続いておりました。それもこれも皆新型コロナのせいで…などと言い訳しておけばそれなりに聞こえるものですが、それが単なる甘えだということは私が一番よく知っている。別にウイルスや国が私のケツを拭いてくれるわけではないのです。
ということで行ってまいりましたが、朝日を浴びながら汗だくになってあーでもないこーでもないと巨樹のまわりをグルグル歩き回ることは、やはり至上の喜びでありました。目の前にある、どうやっても人間の力では撮り尽くせないモノに対してどう向き合うか。頭の中を空っぽにして無心でファインダーを覗いたのは本当に久しぶりな気がします。(先日も大阪の「野間の大ケヤキ」を撮影しましたが、家族連れだったので流石にそこまで没入できませんでした。)そうだ、自分はこの体験のために毎日何とか頑張ってたんだよな。
こちらはまだ未掲載の巨樹ですが実は今回二度目の訪問。立地を含めてすごく気に入っていて、絶対にまた来ようと思っていたのです。(今回の訪問を機に、近日中に記事をまとめてしまわないと。)こちらを離れた時点でまだ10時前。まだまだ寄り道できる時間帯…というか普通の人ならここから一日が始まるくらいの時間ですが、本日はリハビリ的な巨樹めぐりということで大人しく帰路につきました。
本日の教訓は余程の大場所でもない限り85mm単焦点は巨樹撮影に全く役に立たないということ。いや、分かっちゃいましたけど。なんたってワタクシ過去にはFE 1.8/85を試し撮りしただけで売却してますからね。でもこれ一本で「加茂の大クス」なんか撮ったらめちゃくちゃ面白いと思うんですよねえ。徳島に行けるのは一体いつになることやら。はあ。また明日から頑張ろう。
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コメント:4
- RYO-JI 20-09-03 (Thu) 20:44
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一度遠ざかると出かけるのが億劫に・・・いやー、まったくそうですね。
私は元々出不精なのにコロナのお陰でますます拍車がかかってましたが、『アカン、病んでまう!』という強迫観念もあって、
ここしばらくは週一の頻度で写真を撮りに行く日を作るようにしています。
もちろん目的地の選定や行動には細心の注意を払っていますが、出掛けるとやっぱり気分も変わるし、何より写真を撮る行為が楽しい訳でして。
それが巨樹となれば尚更(笑)。
その二枚目の場所、楽しみにしているんですよ。
気候が良くなったら、これを含めた市内を代表する三本のクスをまとめて自転車で回ろうかと思ってまして。
まぁ例のごとくついつい後回しになってしまってしばらく経ちますが(笑)。 - to-fu 20-09-04 (Fri) 6:30
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> RYO-JIさん
一度完全停止してしまうともう本当にダメですね。まずもって動こうという気力がなくなります。そして鬱へ…
冗談抜きにRYO-JIさんの県内の名所探訪記事を読んで自分もこれではダメだ、動こう!と思ったんですよ。
流石にもう家でじっとしていることにも慣れましたが、無気力にストレスすら感じない状態ってむしろ最悪だと言えますからね。
玉祖神社は巨樹抜きにしてもとてもオススメですよ。
当日もヒルクライムな人たちをちらほら見かけましたが、あそこでパン休憩でもしたら最高だろうと思います。(結局食かよ 笑)
あのエリアは狭路が多いので私も全然回りきれてないんですよね。今度は近くのコインパーキングに車を置いて、自転車で
周辺の巨樹を網羅してやろうと目論んでいます。ええ、私も例のごとくそれがいつになるかは全くの未知数なんですが。 - 狛 20-09-06 (Sun) 20:38
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まったくもって、あえて加えて書くこともないくらい同じ思いです……。
業種がら非常にシビアなので足掻くべきことには欠かないわけですが、それがまたとても心身にとって悪い。苦笑
そんなことを続けているとよくわかるのですが、何もただただバカみたいに困難に立ち向かい続ければ良いというわけではない。
長期戦になるなら自分を健やかに保つことも大切だし、外世界を良いものだと好意的に見る目も非常に重要だと思います。
僕の腰も相当重たくなっていて自分でもびっくりですが、身を置く環境を変えれば心境が変わることは忘れていなかったみたいで。
ついででも理由でっちあげでも、一度出かけると、これだこれ! という感じになります。
巨樹の巨大さに打たれながら、いろいろと推察してみたり、撮影を工夫してみたり。心身が活性化し、本来の自分がここにいる感じがします。
クスの巨樹はホント身近にないので、僕にとっては旅の象徴のように感じます。
秋という良い季節を前に、疼くような感じがありますね。このやろう、どうしてくれようか。みたいな。笑 - to-fu 20-09-07 (Mon) 9:42
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> 狛さん
長期戦覚悟で前向きにやるしかありませんよね。
自分の周りには国や自治体の助成金をMAXに受けて守りに徹してる方もいますが、結局動かなかった分のツケは確実に回ってくるわけで
今は無駄に思えても足掻き続けているところの方が最終的には残るんじゃないの?という希望的観測を持って動き続けています。
仰るように理由を無理やりでっち上げてでも重い体を少しずつほぐしていかないといけません。人生まだまだ長いですから。
巨樹めぐりという趣味は幸いあまり他人と接触することがありませんし、体も使うし頭だって使う。
久々に撮影を終えて帰路につくときのあの心地よい疲れを感じると、ああこれだよこれ!帰って風呂入ってデータ整理だ!と
自分の中で強張っていた何かが少しずつ解きほぐされていくような感覚があります。
そうそう、秋ですよ。さあ…そろそろやりますか。(何をやるかはこれから考えるとして 笑)
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