- 2022-07-11 (Mon) 10:35
- LEITZ SUMMILUX 50mm F1.4 2nd | RICOH GR IIIx | カメラの話
RICOH GR IIIx
大昔銀塩で写真を撮っていた時代に所有していた、ズミルックス50mmの2ndモデル。ムスメが産まれて暗室関連の薬剤を管理するのが困難になったこともあって写真から離れていた時期、写真への未練を断ち切ろうと売却してしまったのでした。ええ、思えば多くの機材を手放しました。愛機だったZEISS IKONにGR21、GR1v、そしてほとんどのレンズたち。手元に残したのは使い込みすぎて買値がつかないようなレンズを除いたら、仕事で使っていたCanonのデジタルEOS一式とLOMO LC-A、友人の形見にいただいたGR1sだけではなかったかなあ。
結局紆余曲折あって未練がましく写真の世界に戻ってきたわけですが、当時はもう家族の記念写真以外何も撮るつもりがなかったのを思い出します。で、かつての情熱を取り戻そうとズミルックスはじめ所有していたレンズたちを買い戻しにかかったところ、なんとオールドレンズはミラーレス一眼とマウントアダプター勢の躍進により空前絶後のの価格高騰という有様。とっくに庶民たる私には手が出せない相場へと変貌を遂げておりました。なんというかまあ、当時の相場を知っているとアホらしくて手が出せないんですよねえ。3万円で買ったズマリット 1.5/50なんて10万円オーバーですってよ奥様。5万円で売れてはしゃいでいた自分が馬鹿みたいではありませんか。
と前置きはこの辺にしておいて、要は某中古店を覗いていると現在の中古相場からするとアリエナイ金額で出品されていたオーバーホール済みのズミルックス50mm 2ndを発見してしまい、店舗に状態を確認して即購入しました。という話。
純正フード12586と状態の良いLEITZ純正UVaフィルターが付属して、お値段は大体中古相場の3割引くらいでしょうか。年中金欠の私ですから当然購入を悩みましたが、この金額であればいつ手放しても損差が出ない(むしろ利益すら出る)ことを考えると、持ち歩いて遊べる有価証券でも買ったと思えばアリなのでは?と購入を決断いたしました。モノとの出会いは一期一会。このチャンスを逃すと次のチャンスがいつになるやら分かったものではありません。
3rdモデル以降は最短撮影距離が70cmになっていることを考えると若干もやもやしたものが残るものの、そこは実用性を重視するなら手持ちのPlanarなりSUMMICRONで対応すればいいのかなと。メインの一本にはなり得ないレンズかもしれませんが、今回こそ末永く付き合っていけたらいいですねえ。
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