七工匠 7Artisans 35mm F2も購入

RICOH GR IIIx

ヘリアー50mmと一緒にこちらも購入しておりました。
理由は…ええ、余ったポイントでちょうど買えそうだったので試してみようかと。
35mm F2というスペック、そして外観。どう見てもズミクロン的なアレですが、光学系はズミクロンと全く違ってゾナータイプだそうです。
意図的に収差を残して個性を持たせてと何やらヘリアー50mmと全く同じような謳い文句が並んでいますが、さてどんなもんか。

LEICA M10 / 7Artisans 35mm F2

今回も一切補正なしのJPG撮りっぱなし。F8まで絞っても周辺部の光量落ちがはっきり分かります。
そしてなんか微妙に歪曲が目立つ気が…気になる人は気になるかもしれません。
光量落ちも歪曲もPhotoshopで簡単に補正できますけど、この手のレンズは敢えてそれら収差を楽しむような使い方が望ましいのではないかと。
キチッとした描写を求めてる奴が中華レンズなんか買うなよ、と孔子さんも仰ってました。

開放F2。
まあ悪くないんじゃないでしょうか。ボケの味とか語る奴が中華レンズなんか買うなよ、と孔子さんが…

実売3万円くらいでこの写りならかなりイケてる気がします。これは悪くないと思う反面、同じ3万円出すなら中古のノクトンクラシック40mmやカラースコパーの35mmの方が満足度が高いのでは?という気も。このレンズが悪いのではなく、ノクトンクラシック40mmのコストパフォーマンスが異常に高すぎるのが悪いのだ。

ズミクロンなんかは写りが優等生すぎて飽きが来るので、気分転換用レンズとして防湿庫に1本入れておくのが正しい使い方か。
低予算のメインレンズとして買おうとしているならカラースコパー35mmかノクトンクラシックの40mmにしておけ!としか言えませんが。

2件のコメント

  1. 35mmゃ50mmの標準域のレンズは何本あってもいいですからね!
    本家ライカは言うに及ばず、安い中華レンズも色々と楽しめる時代になりましたからそれに乗っかるのは吉。
    しかもMマウントレンズは軽量コンパクトなものが多いので、手あたり次第に欲しくなってしまいますよ(笑)。

  2. > RYO-JIさん
    Mマウントレンズは多少増やしても防湿庫を圧迫しないので助かります。
    シグマのArtレンズなら3本のスペースでもMマウントなら10本は軽く入りますから。
    中華も昔のような安かろう悪かろうではなくなったので、国内のメーカーもうかうかしてられませんね。
    コシナのようにライカコピーから脱却できれば面白い勢力になると思います。

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