旅の断片

FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 56mm F1.2 R

香川県といったらやはり骨付鳥。ということで、ハローズででっかいチキンレッグを購入して焼いてみる。
味付けは適当だしフライパン(ただし蓋なし)で焼いたので若干焦がしてしまったけれど、部屋中に香ばしい香りが漂って食欲をそそる。もちろん海へ。

「かっっっった!!」
いやいや、たしかに値札の下に”親鳥なのでとても固いです”とは書いてあった。書いてあったけどここまでとは。
とてもではないけど歯では噛み切れない。例えるなら鶏の旨味を凝縮したタイヤに齧りついてる、みたいな?
結局鶏の旨味を吸ったごはんだけ食べて肝心の鶏肉は室内に戻ってペティナイフで北京ダックみたいに削って食べた。悲しい。

「お、うまそうなモン持ってるじゃねえか兄ちゃん。」
立ち上がって擦り寄ってきたネコさん。この方ならミシュランタイヤが如き骨付鶏でも食い千切れるのだろうか。
そもそも細かく裂けた破片が胃腸を傷つけるとかで、犬猫に鳥の骨を食べさせるのはご法度だった記憶がありますが。
でも野生のネコって鳩とか雀とかハントしてますよね…うーん。

あ、もちろん私は何もあげてませんよ。島の地域猫なので島民の皆さんが世話しています。

2件のコメント

  1. 骨付鳥は私も同じように親鳥を頼んで歯も顎も半死した記憶があります(笑)。
    あれはもうほんと古タイヤですよねぇ。
    その時は超有名店に行ったんですが、濃くてスパイシー過ぎる味付けにも辟易して二度と食べないと誓いましたよ。

  2. > RYO-JIさん
    親鳥の生肉が170円!で売られていたので買って塩焼きにしてみたら固すぎてビックリしました 笑
    あの超有名店…私も若い頃に連れられて何度か行きましたけど、とにかく味が濃いですよね。
    香川の人は「絶対食べて帰るべき!」と言いますが…幼い頃から食べ続けているとソウルフードみたいに馴染むのでしょうか。

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