VILTROX AF 20mm F2.8 AIR STM ASPH ED IFを購入

FUJIFILM X100VI

前回Nikon Z fと24-70mm F4のセットを持って志々島の大クスを撮影した直後から購入を検討していたこのレンズ。
本気の巨樹撮影なら迷わずGFX50SIIにGF20-35mm(35mm換算16-28mmくらい)を装着して臨みます。が、何かのついでの巨樹撮影…それこそZ fと軽量標準ズームのようなもっと簡易的なセットで挑む場合、大抵の撮影なら24-70だけで済んでしまうわけですが、規格外に強大な相手だけは超広角レンズがないと話にならないのです。

まあ今どき20mmを超広角と呼んでよいものか微妙ではありますが、前玉出目金レンズになると取り回しが悪いし、予備に持ち歩くならこの辺が現実的な落とし所ではないかと。ええ、アリエクのセールで16,000円弱と国内価格のほとんど半額になっていたため即決で購入しておりました。

軽い!コンパクト!フィルター径はなんと52mm!ということで、AIRなんて名付けられるだけあって本当に軽い。
これならバッグに放り込んでおいても邪魔にはならないはず。

ええ、これだけ前玉が小さいとどれだけ頑張っても光学性能がイマイチなのでは…という不安は拭えませんが。
散歩ついでに少し試し撮りしてみました。

Nikon Z f / VILTROX AF 20mm F2.8 AIR STM ASPH ED IF

うーん、これだけ写れば十分じゃないか?
なんとなく自動で電子補正が効いているような気がしますけれども。
収差分周辺画像がカットされているとしても、そこはまあ24-70mm F4も似たようなものなので。

STM(ステッピングモーター)駆動なのでAFの速さはそこそこ、音は非常に静粛。

古の時代から広角レンズはとにかく寄って撮るレンズだという有り難い教えがありますが。
開放F2.8で撮影。ボケはお世辞にもキレイとは言えないかなと。

無駄に寄ってみる。おお、こいつは寄れるぜ!ただしボケが汚い。
実用レベルかと言われるとワタクシ的には「無し」一択ではありますが、寄れないより寄れる方がいいに決まってます。

うん。主に絞って使う、という私の巨樹撮影のような用途であればかなりイケてるレンズだと思います。
いやいや超広角は寄ってナンボでしょ。ボケも大事よ。という方は迷わず純正Z 20mm F1.8を。
F2.8は寄って背景をぼかすためのものではなく暗所でもブレずに風景を撮影するための武器、と割り切れる方にはオススメ。
結構満足度高いです。ただし外が暑すぎてしばらく活躍の機会がなさそうなのが悲しい。

2件のコメント

  1. そういう用途でしたらベストなレンズでしょうねぇ。
    to-fuさんのように本気機種が他にある場合は、純正Z 20mmは活躍の場が無さそうですし(笑)。
    てゆーか、アリエクのセールはそんなに安くなるんですか!
    なんとなくかの国のサイトだけにコワくて使ったことないんですが、これは無視できない値段差で驚いてますよ。

  2. > RYO-JIさん
    Z 20mmなら一本勝負で巨樹と向き合いたくなるくらいビシッと写るんでしょうけど…
    超広角だけで巨樹の迫力を写し撮るのって結構難しい、というか苦手です 笑

    アリエクは以前はアリペイという謎の中華ペイorクレカしか使えなくて私も避けていたのですが、
    いつの間にかPaypal(アリエク側にはカード番号等知られず取引)が使えるようになっていたので、ここ数年はヘビーに使ってます。
    初期不良品も佐川着払いの大阪倉庫返送ですぐ返金されますから、わりとAmazon感覚で使えますよ。
    買い手有利すぎて中華ショップさんは大変だろうな…と心配してしまうくらいです。

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