
Nikon Z f / VILTROX AF 20mm F2.8 AIR STM ASPH ED IF
志々島の大クス、午後の部。
観光客のいない時間帯なら完全に大クスを独り占めできる。これがたまらない。
踊ろうが歌おうが全裸になって叫ぼうが、何をしようと誰も見聞きしていない自分だけの世界。
いやまあ島民の方が来られる可能性だってゼロではないので、もちろん脱ぎませんけれども。

時間帯が変われば日の差し方が変わり大クスの表情だって変わってゆく。
もちろん時期や天候次第でまた大きく変わるわけで、いい写真が撮れたからさあ次!ではなく何時間でも眺めていたい。
何時間も、そして何度も眺めていると、写真なんてこの心地よい時間がもたらす副産物に過ぎないということに気付く。

巨樹に感謝。
巨樹だけでなく、いつだって眼の前に当たり前にある景色に対して感謝できる人間で在りたいものだなと。
自分がこうして好き勝手動き回っていられるのも家族の協力あってのものなわけで…ええ、本当に感謝しています。