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PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited

またフォトコンテストの不備がニュースになっておる。
今度は大賞がロイヤリティフリーのAI生成画像だったそうで、論点はAI云々でなく他人の成果物の剽窃だから明確な規約違反ということで取り下げは仕方ない。冷やかしで応募したら大賞取っちゃったってのが実情だと思うのだけど、応募してしまう胆力が色々凄まじいなと。そもそも写真とは?が明確に定義されていない以上、令和の時代にフォトコンテストなんてもう成り立たないのではないか。最近では画像補正すらAIの時代。写っていたものを無かったことに、空の色をありえない色に、それだって写真と言えなくはないのだろうし。

正直、他の受賞作品を見てもただのCGやん…ってのもあり、AI生成作品かどうか人力で判別するのは不可能に思える。
境港の妖怪川柳コンテストもAI産と見分けられんということで匙投げて終了するらしいし時代の流れか。

リコーの「その他」事業はカメラ事業の好調により増収増益

PENTAXはもうダメなのか。ダメなんだろうな。
去年末リコーの偉い人がフランスで「一眼レフは既に戦略上にない」なんて言ってたけど、あれはリコーの総意であろう。
正直なところ645Zを残してK-1一式手放そうかと、この1年くらいずっと悩み続けている。
こうしてたまに持ち歩くと良く出来たカメラなので本当にもったいないのだけど。

2件のコメント

  1. AIはもはや日常生活に完全に溶け込んでしまっているので、今後もこういう事案は増えるでしょうね。
    おっしゃるように他人には判別できないレベルになっていますから、フォトコン運営側もリスクを嫌って開催自体が減ることでしょう。

    PENTAXは・・・個人的にはもう期待薄です。
    PENTAXサイドがリコーに対して、変化することを嫌って相当抵抗してそうで。
    いい加減ウンザリして、そこそこの値段で買いそうな中国メーカーなどに売ってもおかしくないですね。

  2. > RYO-JIさん
    AI以前から例えば花火の比較明合成とか、人それぞれ写真とは?に大きな開きがありますからねえ。
    今回の運営者のように「写真は制作するもの」と捉えるなら、AIの活用自体は悪ではないという話になりそうです。
    応募者側もそう熱くならず、ふーんそういうコンテストなのね…と無視して終わりでいいと思うんですけど。

    たぶんもうPENTAXには開発環境も資金も人材も残っていないのではないでしょうか。
    DJIみたいに勢いのある中国メーカーに買い取られた方が生き残りの可能性は高いでしょうね。
    ただ、肝心のPENTAXブランドや独自技術にそこまで魅力があるか、ですよねえ。

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