兵庫県豊岡市 万劫の大カツラ

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

香美町で「長瀬八幡神社のタブノキとホオノキ」を眺め、目指した巨樹がこちら神鍋高原エリアの山中に位置する「万劫の大カツラ」。

なお県道258号線が最短ルートに見えますが超絶悪路のため、一度ぐるっと西回りに迂回して蘇武トンネルを抜けた先、東側からアクセスしました。
258号線は落石倒木だらけの未舗装路です。バイクのオフ車ならともかく車で突撃すると場合によっては転回もできず完全に詰みます。ご注意を。続きを読む →

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 63mm F2.8 R WR

GFXでも撮影していた。朝夕の津嶋神社は本当に居心地がいい。
ちなみに津島神社本殿の左奥に見えるのが志々島。こうして見るととても近い。

この辺りでは通り雨が降ったらしい。
雨回避能力が高いのもいいけれど、そろそろ久しぶりに雨が降りしきる中での巨樹撮影なんかもしてみたい。

ところでどうでもいい話ですが、我が家では季節の野菜を主に農家の直売所で購入しております。
これからの時期の楽しみといえばやはり根菜。本日待望の紫大根や紅くるりが登場したのですよ。
しかし2年前まで小ぶりなもの3本100円だったのが昨年から2本100円になり、今年はなんと1本100円。ええマジか…と。
とりあえず今年の初物ということでご祝儀価格のダイコンを購入したものの今期はもう買わないかもしれません。
みみっちいこと言ってますけど、たかが100円されど100円だからこそ余計に気になるといいましょうか。

今まで物価が安すぎたのも確かですが、食品はじめ生活必需品の急激な物価暴騰にワタクシの消費マインドは完全にしらけムード。
何を見ても値段をチラ見して「ええ…ほなら要らんわ」でスルーするのが基本姿勢になりつつあります。

旅の断片

LEICA M10 / Leitz Summarit 50mm F1.5 “山崎ズマリット”

丸亀のハローズ(24時間営業のスーパー)で志々島滞在分の食料とお酒を買い溜めし、いつもの神社へ。
ひとしきり海を眺めたら旅の安全を祈願して朝うどんへと向かう。

防波堤に腰掛けて早朝の瀬戸内海をぽけーっと眺めるいつものパターン。
たまにどこか遠くで響く汽笛が旅情をかきたてる。

時間があれば周辺をぷらぷら散歩したかったのだけど、今回はあまり時間がないので断念。
(というか買ったナマモノが傷んでしまうので敢えてギリギリの時間に買い物したわけですが。)

山崎光学でいわゆる「山崎磨き」してもらったこのズマリット1stを手に入れて以降、ズミルックスの出番がほとんどなくなってしまった。
しっかり写るんだけどオールドライカ特有のユルさもあって、そのユルさが旅レンズにとてもよく合うのです。

今回の旅に持って行こうか直前まで思い悩んだライカだけど持って行って正解だったと思う。
ただ目の前にある景色を撮るのに便利機能も超高解像度も要らないわけで、シンプル極まったライカが一番気持ちよく撮影できた。
志々島に大クスさえなければライカ1台だけ持って朝から晩までのんびり撮り歩いてみたいくらい。
ヘンテコな色味に転びやすいライカは巨樹撮影に不向きすぎるのが欠点なんだなあ。

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 63mm F2.8 R WR

5:30を過ぎると少しずつ空が明るみ始めた。
ここで瀬戸大橋を眺めながら夜明けを迎えることで、ああ旅に来たんだなあと実感できる。

距離や期間の長短にかかわらず、やっぱり一人旅はいい。
好きなとき好きなだけ旅に出られたら最高なのだろうけど今のところ月に一度の小旅行で十分だと感じている。
他人と比べて足りないと嘆くからストレスが溜まるわけで、身分相応な生き方さえ楽しめれば人生結構幸せに過ごせるものです。

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 63mm F2.8 R WR

午前2時、沙弥島西ノ浜に到着して一息つく。
真っ赤な月がちょっとホラーだったので三脚を立てて記念撮影。

ここまでの暗さになると当然GFXのポンコツAFが通用するはずもなく、MFに切り替えて手動でグリグリ撮影するわけですが。
これがまた結構な拷問なのです。EVFも液晶モニターもノイジーすぎてピントの山が全然分からない。

3時過ぎまでぷらぷら歩きながら撮影を楽しみましたが流石に体が冷えてきたので車に戻って仮眠。
浜のネコ?が車体の上を走り回る音に驚いて5時過ぎに目覚める。
山賊の類かと思ってちょっと焦った。