Diary

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 63mm F2.8 R WR

人のいないところへ…
ということで、なまりきった心肺機能を痛めつけるために保津峡を歩き回っておりました。

ここまで来れば人もいないだろうと思っていたのですが、物好きな人間がいるものですねえ。
私のように舐めくさった格好ではないガチ山歩きの方と結構すれ違ってビックリ。
おっさんのご近所散歩スタイルで来た私は恥ずかしかった。
(案の定近所のおっさんと思われたのか道まで聞かれる始末。もちろん丁寧に答えましたが。)

しばし川の流れをぽけーっと眺めて帰路へ。

ようやく連休も残すところあと二日。
遅めのゴールデンウィークでも取ってやろうとニヤついていたところに自動車税のアレが送付されてきてテンションだだ下がりな今日この頃。
ろくに仕事しないくせに税金の徴収だけは異様に迅速丁寧なのやめてもらえませんかね…

野間の大ケヤキ 2023

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR
FUJIFILM X-H2 / XF 10-24mm F4 R OIS

ゴールデンウィークを、というより人混みを何よりも憎む私は連休中ずっと近場で引きこもっている予定。
連休前に少しでも美しい新緑を眺めることで自宅で耐え忍ぶパワーを蓄えておこう。
ということで久しぶりに能勢の「野間の大ケヤキ」へと向かいました。続きを読む →

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

本日から5月。もう1年の1/3が終わってしまっただなんて信じられない…
まあ信じようが信じまいが過ぎた時間は帰ってこないのですが。
個人的には満足の4か月だったかなと。とにかく志々島に宿泊できたのが大きい。

写真趣味的にも満足度はこれ以上ないくらいでは?
雪景色を飽きるほど撮って又兵衛桜、そして志々島一人旅からの友人との志々島旅。
巨樹も気に入ったものを再訪しつつ新規巨樹もボチボチ回ることができた。
ベストな4か月だったかどうかは分からないけれど、これ以上高望みしたいとは別に思わない。
そこそこの幸せで満足できる器の小さな人間でよかった。

巨樹めぐりに関してはここ数年、闇雲にスタンプラリーが如く回るのではなくお気に入りを定期的にめぐりつつたまに気分転換に新規ポイントを目指す、くらいのスタイルが心地よく感じている。コロナ禍の人が少ない時期のマイペースな巨樹旅の中で得たものが大きかったなあと。毎年一度は必ず訪れたい土地、そして毎年一度は顔を合わせたい人が増えた。自分にとってはコロナ様々だったと思っている。

ということで2023年の滑り出しは上々。
ここからの中盤戦もペースを乱さず楽しく過ごしたい。

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

志々島の猫さん。
朝の集会中であった。

島民よりも人口?猫口?の多い島の猫さんたち。
一見好き勝手生きている野良猫のようにも見えるけど全頭しっかり管理された地域猫。
全て去勢手術を受けた片耳カットのいわゆる「さくらねこ」で、島民からエサをもらって暮らしている。
なので、野良猫だ可哀想…などと勝手にエサを与えてはいけないのです。

室内飼いのイエネコよりも寿命が短いと言われる屋外暮らしの猫たち。
数年後には猫のいない島になっているかもしれない。
一世代かぎりで島から姿を消す彼らをせめて暖かく見守ろう。

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

4:00アラームで目覚めるも、友人がまだ眠っているので布団に転がってぼけーっとしていたところ二度寝してしまった。結局5:30起床。
日の出を見逃した!と飛び起きたがどうやら杞憂だったらしい。
昨日の夕方降った雷雨のせいもあってか、ものすごい霧なのだった。

居ても立っても居られず洗顔も歯磨きも後回しにしてクスノキへと向かう。(きたない)
朝日が射す大クスを眺められなかったのは残念だけど、早朝の朝もやに浮かぶ大クスはまだ夢の中にいるのでは?と思うくらい幻想的であった。
我々の他に観光客なんてもちろんいないし、島民の方もこんな早朝からここまでやって来ることはない。

今日この後どうする?
いやあ、これを見てしまったらもう後のことなんか考えられないわ…

放心状態の我々。
小鳥のさえずりだけが響く静寂の中、たっぷりと贅沢な時間を味わうことができた。