FUJIFILM X-H2のダメな点

FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 35mm F1.4 R

GFX50S IIのサブ機としてX-H2を導入してから3ヶ月が経過しました。
まず誤解の無いよう申し上げておきますが、とても良いカメラです。もちろん気に入っております。
というか、この令和の時代に発売されるデジタルカメラがダメダメなわけがないのです。
ミラーレス黎明期の平成末期であれば迷カメラに珍カメラ、果てはクソカメラまで存在しましたが、現在はもうそんな段階ではありません。
今のデジカメはどれを買っても完成度が高いし、何ならチャレンジングな機種を開発する余裕なんてカメラ業界にはなくなってしまいました。

とても良いカメラだ。買って損はない。今すぐ買え、X-H2を。
そんな前提の元、個人的に気になって仕方がない点を2つだけピックアップします。
だって世の中「これは良いカメラだ!買ってよかった!」ってレビューばかり溢れていても気持ち悪いじゃないですか。続きを読む →

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

しばらく海を眺めていたら雨脚が強まり始めたので流石にそろそろ宿へ戻ることにする。
午後の便で来られた観光客の方々は後半ほとんどくすくすにカンヅメだったらしい。
帰りの定期船の心配をすることもなく、徒歩たった数分で拠点まで帰ることができる。
島民になったわけでも何でもないのに少し優越感を抱いてしまう。

きんせんかの庭からの景色。
連れは入浴後ここからずっと海を眺めていたらしい。
さて、そろそろ開けるか…と意見が一致したので夕飯の支度を始める。

FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 35mm F1.4 R

缶ビール各2本からの琴平の地酒 金陵。
早朝のスーパーでの買い出しということで鮮魚類が満足に揃わなかったけれど、チヌの塩焼きの美味しさが全てを吹き飛ばしてくれた。
なおうどん屋で仕入れた大量の天ぷらは完全に買いすぎであった。無理やり詰め込んで何とか完食。
学生時代からの腐れ縁なので、どうしても学生の頃の感覚で食料を調達してしまう。
脳内はまるで成長していないので昔のノリで全く問題ないのだが、肝心の胃腸はそうもいかないのだった。

途中お互い寝落ちしている間に食後の片づけ。前日1時間睡眠だったので…
結局だらだらと1時くらいまで他愛のない話に興じて眠りについた。

そろそろ初日分の「志々島の大クス」の写真をまとめることにしよう。

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

早朝からずっと動き回っていたので一時休憩。
お風呂に浸かって日本酒でもやりながら最終便の観光客が帰る夕方まで待つことに。
酒のアテにと地魚を焼いていたところ突然雷雨が降り始めた。

しばし縁側に腰掛けて雨靄がかっていく志々島を眺める。

雨の志々島もいい。
結局カメラを掴んで部屋着のまま外へ飛び出してしまうのだった。
濡れたらまたお風呂で温まればいいし、服なんて洗濯すればそれで済む。

「きんせんか」から海までほんの1、2分。
こんなところで暮らせたら素敵だろうな、と思う。
私はいつだって心穏やかに生きていたい。

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

志々島のアイドル、ヤギさん。
食べるか寝るかだけの毎日…のように見える。
人間だったら肥満アンド生活習慣病間違いなしの生活だ。

現在島にいるヤギはメスが3頭のみ。
去年まではこの時期可愛らしい生まれたての子ヤギが見られたのだけど、今後ヤギを増やさない方向なのだそうで。
ヤギの飼育って力仕事だし大変なんだろうなあ。観光客からするとやっぱり寂しいのが正直な気持ちですが。

到着早々にAirbnbから予約した「きんせんか」のチェックインを済ませる。
海外からの宿泊客、特に女性の一人旅がとても多いのだとか。
しかし極東の島国のさらに離島を訪れるなんてすごい。日本オタクみたいな人なのだろうか。
キョートやトーキョーみたいなテンプレ観光地を選ぶ人よりずっとセンスがいいと思う。