旅の断片 志々島の大クス 後編

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

志々島に宿泊した者だけが眺めることを許される早朝の大クス。
今回の旅のメインイベントといっても過言ではありません。
前回の志々島旅で「巨木の世界」の小山さんに、絶対泊まった方がいいです。メチャクチャ良かったですよ?と言われたことが頭から離れなくて。

それは行かねばなるまい!と翌月には実行するワタクシ。
いつかやるぞ、などと宣うことは若者だけに許された特権なのです。
そんな言葉を口にする中年は既に老いて灰になっているに等しい。

そこまで言うほど良いものなのか、己の五感の全てで感じてやろうではないか。続きを読む →

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroを購入

RICOH GR IIIx

自宅でのちょっとしたブツ撮りやテーブルフォトに活躍しているOLYMPUS 60mmマクロ。
フルサイズのマクロレンズも数本試しましたが、やはりこの手の用途には背景のボケにくいマイクロフォーサーズのレンズが最適なのです。
α7RIIIにSIGMA 70mmマクロを装着していた頃なんか無駄に三脚を使ったりもしてましたっけ。

しかし35mm換算120mmのマクロレンズはどうも室内での取り回しがよろしくない。
オフィスチェアの上に立って両手を上に掲げ、バリアングル液晶を駆使して撮影することも多々…
これはもう写り込みとかワーキングディスタンスとか考えてる場合じゃない、ということで30mmマクロを追加購入しました。

OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

試し撮りがてら手元にあったモノを適当に撮ってみたの図。
おお、普通に寄れるじゃない。
モードダイヤルの汚れまでしっかり写ってる。
(一応この手の写真を撮影するときは極力ホコリなど払うのですが…お見苦しくて申し訳ない。)

限界まで寄ってみよう。

………。流石マクロレンズ。プリントの塗りムラまではっきり分かる。
いえ、普段コンチュウもオハナも撮らない私はこんな使い方全くしないので個人的にはどうでもいいんですけど、流石ですね。
エツミのフジツボ型レンズフードを装着して撮影すると、これ以上寄るとぶつかる!というギリギリまで寄れました。すごい。

マクロレンズあるあるで一度ピントを外すと戻ってくるのが遅いのが難ですがAFもそこそこ静粛で寄れる標準レンズとしてもアリではないかなと。
しかしまあマイクロフォーサーズの標準レンズはどれも結構寄れてしまいますから、実は使いどころが難しいレンズかもしれません。

えー、室内でのちょっとしたブツ撮りやテーブルフォトの撮影におすすめです 笑
マクロ撮影用に使用したいならワーキングディスタンスを確保しやすい60mmマクロが圧倒的におすすめ。
パナライカの45mmマクロも防塵防滴無しに目を瞑ればとても良い本格的なマクロレンズでした。

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

終日雨。それも、なかなかの雨。
遅めのゴールデンウィークを取ってやろうということで地図をだらだら眺めている。
数年前に撮りっぱなしになっている愛知県東部の巨樹を再訪して撮り直したいのだけど、やはり志々島ソロ宿泊が頭から離れない。
連休中引きこもって働いたので、今は精力的に巨樹をめぐるより地酒片手に海をぽけーっと眺めていたい気分。

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

そもそも岡崎エリアを回るついでに浜松市天竜区なる国内最後の秘境(大袈裟)に突入したいので、行くならもう少し策を練ってからか。
「天竜区 ヤマビル」と検索するだけで色々アレなので気分が乗らないというのもある。

しかし志々島のきんせんかも5月22日まで綺麗に予約が埋まっているので困った。
蚊が大発生するまで時間の問題なので15日前後の平日が理想的だったんだけどなあ。

徳島県吉野川市 井田の大楠

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

先の香川徳島巨樹旅において、目的地であった「志々島の大クス」を除けば最も印象に残っている巨樹かもしれません。
リスト上で樹齢や幹周ばかり眺めていると気付かない徳島クス界のダークホース的存在。
はい、おすすめ度高しです。続きを読む →

Diary

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 63mm F2.8 R WR

人のいないところへ…
ということで、なまりきった心肺機能を痛めつけるために保津峡を歩き回っておりました。

ここまで来れば人もいないだろうと思っていたのですが、物好きな人間がいるものですねえ。
私のように舐めくさった格好ではないガチ山歩きの方と結構すれ違ってビックリ。
おっさんのご近所散歩スタイルで来た私は恥ずかしかった。
(案の定近所のおっさんと思われたのか道まで聞かれる始末。もちろん丁寧に答えましたが。)

しばし川の流れをぽけーっと眺めて帰路へ。

ようやく連休も残すところあと二日。
遅めのゴールデンウィークでも取ってやろうとニヤついていたところに自動車税のアレが送付されてきてテンションだだ下がりな今日この頃。
ろくに仕事しないくせに税金の徴収だけは異様に迅速丁寧なのやめてもらえませんかね…