色々あってLeitz Elmarit 135mm F2.8がやってきた

RICOH GR IIIx

コロナ禍に入って心理的に他人や街と少し距離を置きたくなったワタクシは、撮影スタイルにもその傾向が出始めました。
以前は広角から標準域までのレンズで撮影するのが主でしたが中望遠、望遠で対象だけをズバッと切り取る写真に興味が出てくる。
ということで当時ライカのMF中望遠レンズを色々探しましたっけ。結局Hektor 135mmを購入して満足したのですが。

で、そういえば昔からオールドレンズを何度か購入しているウクライナのレンズ屋にも声をかけていたんです。
ライカ135mmの出物で綺麗なものがあったら教えてくれ、と。まあそんなこと完全に忘れていたわけですが。
それが先月になって「トフサン、エルマリト135mmノスゴイノ、ハイテキタヨ!」と連絡があったではありませんか。

ああ…もう別の135mm買っちゃったんだ。ごめんね。と返信したのですが。
「ソレハザンネンネ。コレミントコンディション、ムッチャキレイヨ。トフサンナラ○○ドルデヨカタノニ。カワナイカ?」と猛プッシュされまして。

この○○ドルが日本の相場観で見ると有り得ないくらいに安かったもので、率直に言ってしまうとかなり怪しい。
あまり乗り気ではありませんでしたが声をかけたのはそもそも私ですから、渋々オファーを受け入れたのでした。

で、到着したのがこれ。たしかに笑ってしまうくらい綺麗でした。
ここまで綺麗なElmarit 135mmには早々出会えないと思う。

LEICA M10 / Leitz Elmarit 135mm F2.8

Elmarit 135mmというとあのメガネ付きのでっかい奴です。
以前客先で半ば強制的に貸していただいたことがあり、一日だけ撮り歩いてみたことがあります。
とても良いレンズ。そして絶望的に重い。

はっきり言って135mm単焦点なんて1本あれば全く困らないのです。
しかし縁あってはるばる極東の地に住む私の手元にやって来てくれたエルマリートさんに情が湧いてきたのも事実。
まあこれもウクライナ支援の一つだったと思って、私の主力レンズとして活躍してもらおう。

茨城県土浦市 亀城のシイ

SONY α7RIII / SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G

過去訪問した未掲載巨樹シリーズ。今回は遠い関東の地、茨城県です。
訪問したのはもう4年も前(2019年)になるのか。まだコロナ禍前ですね。
再訪して改めて記事にまとめようと思っていたのですが、まさか世の中あんなことになってしまうなんて。
結局関東に行くなどとても考えられない数年間でした。
今やれることは今やっておくべき。本当に痛感します。続きを読む →

Diary

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

昨晩ぼちぼち仕事を進めていたら変なトランス状態に突入してしまい、結局明け方までフル稼働して当面のノルマが完了。
その後気を失うように爆睡して午前中はほとんどオフトンの中で過ごした。

OM SYSTEM OM-1 / OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

年が明けて以降、公私共にバタバタしていたのがようやく落ち着いてきた今日このごろ。
そろそろ反撃の狼煙を上げたいところだ。

現在スケジュール帳とにらめっこしながら今月中に志々島の大クスを眺めに行けないか調整中。
徳島県の未訪問巨樹も気になるところだけど、そちらは新芽が芽吹いてからかなと。
今回はただ瀬戸内海をぽけーっと眺めて心に潤いを与えたい。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PROを購入

RICOH GR IIIx

ということでオリンパスの大口径単焦点レンズ17mm F1.2 PROを購入してみました。
昨年20mm F1.4 PROを購入した際に検討対象だったこのレンズ。
「所詮フルサイズに換算したらボケ量はF2相当、重い、しかも高い」ということで当時は真っ先に候補落ちしたのでした。

別に20mm F1.4が気に入らなかったわけではなく。むしろ日常家族スナップ用レンズとして活躍しております。
では何故これを買ったのかと問われれば、そこはもうシンプルに「使ってみたかったから」としか言いようがありません。

選択肢は多い方が人生楽しいに決まってる、が座右の銘のワタクシ。
どんな道であろうとまず歩いてみる、むしろ道に迷うことを大いに楽しめばよろしい。
結果行き着くところなんて別にどこだって構わんのです。続きを読む →

Diary

LEICA M10 / Sankyo Kohki Komura 135mm F3.5 (L39)

時は満ちたッ!
ついに春がやって来ました。はい、もちろんタケノコの話ですよ?いつもの無人販売所に朝採れタケノコが並び始めたのです。
塚原の「白子たけのこ」なので米ヌカ不要。むしろヌカを入れると繊細な香りが変質するからヌカを入れてくれるなというシロモノ。
おっさんになると肉より魚より、とにかく旬の野菜がおいしいんだなあ。
タケノコ、菜の花、ふきのとう、山菜などなど。春の味覚はたまらんのです。

京都に住んでいてよかったなんてことは皆無に近いけれど、最高品質の白子たけのこが数百円で味わえるのは素晴らしいと思う。
今晩はもちろんタケノコのお刺身。冷酒ですな。