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スギ

愛知県岡崎市 夏山の根上りスギ(夏山の大スギ)


Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 24-70mm F4 S

愛知県の巨樹をめぐるなら、個人的にはまずこのエリアをおすすめしたい。
個性的かつ見応え十分な巨樹が多く私としてはかなり「推し」なエリアですが、今回はこちらの根上がりスギから訪問することにします。
新名神岡崎東ICからも近くアクセスは良好。諏訪神社の敷地脇に少しスペースがあったため、車はそちらに置かせていただきました。

ああ、視界に入ったその瞬間からもう根回りがただものではない。
ひとまず呼吸を落ち着けて、諏訪神社を参拝してから巨樹と向き合おうではありませんか。 全文を読む

兵庫県丹波篠山市 波々伯部神社のスギ


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

本日は大晦日。おこたに入ってぽけーっとテレビを…というのも性に合わず、こうしてチマチマと巨樹記事を更新してみることにしました。
つい先日訪問したばかりの巨樹ですがもう5年半も前、2018年の6月にも訪れたことがあります。
後回し後回しで結局5年間。今回こそは最優先で記事をまとめてしまうことにします。 全文を読む

京都府京都市北区 讃州寺跡の五本杉


Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 24-70mm F4 S

毎年こっそり紅葉を眺めに来ている鷹峯の讃州寺跡。
すぐ近くに源光庵や光悦寺といった混雑スポットがありながらも、ここに来ればほぼ確実に一人きりで紅葉を楽しむことが出来る。
然林房の西に千束坂という勾配率21%超えの超激坂があり、その坂の麓に入口があります。
言葉で説明すると難しいのですが千束坂の目の前に立てば誰もが「ええ…この坂ね 笑」と苦笑いするに違いなく、迷うことはないかと思います。
私は一度だけ自転車で千束坂チャレンジしましたが、あまりの急傾斜に前輪がウイリーしてひっくり返りそうになったので諦めました 笑

そういえば讃州寺の本堂の目の前に立派なスギの木が生えていたのを思い出したのです。 全文を読む

伏条台杉群生地


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

巨樹の森。写真を見返していたらまた撮り歩きしたくなってきた。
今年の夏はあまりの暑さに運動不足気味だったので、高低差のある山道を歩き回って今のうちに体力を増強しておきたいのもある。


どうにか上手くあの迫力を持ち帰れないかと試行錯誤するのだけど願いは未だ叶わず。
大袈裟に誇張するのではなく、まっすぐ向き合ってそのままの圧倒的存在感を写し撮りたい。
どれだけ機材が進化して撮影技術が向上しようとも、死ぬまで太刀打ちできないような気がしている。


それでもごく稀に、これはッ!!と叫びたくなるほどの会心の一枚が撮れることもあるのです。
そんな写真が撮れるのは決まって夜明け直後の早朝だったりカメラが壊れるくらいの大雨の中だったり、まともじゃない状況ばかりなのだけど。
ちょっとだけ他人より頑張って巨樹に会いに行った自分へのご褒美に違いない、と思うことにしている。

ああ、最近あまり体を張った撮影をしていないので、久しぶりに大雨の中でレンズを拭いながらの撮影とかしてみたいな…
昔と比べて高額な機材を使うようになるにつれ、撮影はカメラを壊さない範囲でと気持ちが日和っている感は否めない。

そういう意味では初めてここを狛さんと訪れたときの撮影は実にエキサイティングだった。
カメラがぶっ壊れようと今この瞬間シャッターを押さずにいられないという興奮。
(実際あれでCanon 6Dの電源が入らなくなった。数日間大量のシリカゲルと一緒にジップロックに放り込んでおいたら復活しましたが。)
あれで巨樹の世界にハマってしまっただけのことはある。

伏条台杉群生地


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

昨日は天気がよかったもので、久しぶりに京北の山奥にある伏条台杉群生地を散策してきました。
なお我が家から約45km…同じ京都市内とはいえ奈良公園よりも遠いわけで、ちょっとした遠出気分も味わえてお得感があるのです。


この場所を知って以降毎年春と秋、気候がよくなるとカメラを持ってぶらぶら歩き回りたくなります。
流石に定期的に訪れていると巨大な台杉の大枝がへし折れたりとそれなりに変化もあるのですが、不思議と悲壮感は感じられません。
日頃神社の御神木のような巨樹ばかり眺めているとつい巨樹を神格化してしまいがちだけど、所詮は巨樹も自然の一部でしかないんだよな…と。

この山のヌシのような姿をした巨大杉ですら大自然の中では命のサイクルの一部でしかない。
巨大杉が朽ち、新たな生命の苗床となっている姿を見て、そのスケールの壮大さを改めて実感するのです。
巨大なクジラが天命を全うし、その死骸が海の底で数多の命を育むかのように。

伏条台杉群生地といえばやはり目玉は巨大なバケモノスギの群生ではあるのですが、私はむしろこの一見グロテスクなまでに生命を貪り合う大自然のサイクルこそが一番の見どころなのではないかと感じています。海底深くに沈んだクジラなんてそう簡単に見に行けるものではありませんからね。


何度訪れても歩き始めはクマが怖くてビクビクしているのが、歩き回るうちに自分も自然の中に溶け込んで恐怖が薄れていく感覚がある。
まあ決してクマの気配が薄れていくわけではないので警戒を怠るわけではありませんけれども…クマ鈴とBGMは必須です。
今回もカメラを置いて切り株に腰掛け、空をぽけーっと眺めたりなど。気付けば2時間以上歩き回っていました。

駐車スペースに戻ってチェアを展開し、遠くの山々を眺めながら自家製お弁当を食べて帰路へ。
今回も良い気分転換になりました。次回はまたヤマモミジが紅葉を始めた頃に。秋はいいなあ。

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