OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14を購入

RICOH GR IIIx

ワンシーズン野鳥を撮影してみて痛感したのが焦点距離こそ命であるという点。
庭木にとまったヤマガラや梅の花をつつくメジロだけを撮影するなら200mmもあれば十分ですが、やはりそれだけでは飽きが来る。
警戒心の強い野鳥まで射程圏内に入れようと思うと長射程のレンズがあるに越したことはない。
ということで、試しに焦点距離を1.4倍に拡張するテレコンMC-14を購入してみました。

OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / 1.4x Teleconverter MC-14

散歩ついでに試し撮りしただけなのでまだまだ真価は分かりませんが…
とりあえず焦点距離が1200mmまで伸びたというだけで、今までの800mmとは余裕や安心感が段違いですね。
今までならトリミング前提の距離=そこまでして撮ってもつまらないし諦めていた距離であっても「お、ファインダーを覗いてみるか。」という気分になる。
この気持ちの変化だけでもテレコンを買ってよかったと感じられました。

しかし逆に、これはまあ事前に分かっていたことですがF値が暗くなるのは結構キツいですね。
ただでさえ高速シャッターを多用する野鳥撮影。今日がドン曇りであったことを加味しても基本ISO1600での撮影となってしまいました。
テレコン装着による画質の低下を気にする前に、まずもってISOが上がりすぎて必然的にノイジーで解像感に欠ける写真になるという。

とはいえそもそも寄らなければ撮影できないわけで、今まで撮れなかったものが撮れるようになっただけでも意味があるのかなと。
便利な携行用ポーチも付属していたので常に持ち歩いて、ここぞというときに飛び道具的な運用をすると大きな武器になりそうです。

4件のコメント

  1. やはりオーバー1000mmの世界に踏み出されましたね!
    正直私も行きたいです(笑)。
    野鳥撮影をしてみて焦点距離の長さの感覚が変わりましたよ。

    重さ、明るさ、値段との兼ね合いでどうバランスをとっていかに長いレンズを手にするかが悩ましいですね。
    最終的にはみんな600mm F4に行き着いてしまうのでしょうか(笑)。

  2. > RYO-JIさん
    ついに大台を超えてしまいました!
    野鳥を撮るまでは200mmですら何を撮っていいか分からないくらいの長玉に感じていたのが懐かしいです…

    F値が7.1-9.0にまで暗くなってしまうのは正直辛いところです。
    撮れる長さ+画質まで考えると、ここからはウン十万円のレンズが必要になってくるのでしょうねえ。
    値段もキツいですが手持ちで散歩することを考えたら私の野鳥撮影の限界はこのあたりになりそうです。
    (これ以上ガチの撮影になると、皆さん全身迷彩服でカメラ機材にも迷彩シールで自然の一部と化してますよね。自分には無理だ。)

  3. 1200mm!? なんとまあ素敵……。
    ウチは未だに100mm以北がありませんが、その12倍ですよ。
    というか超広角なんか使ってる場合か? と、数値なだけに意味もない不安に駆られてきますね。
    得点とかじゃないんだって。苦笑
    しかし、ここまでブーストできるとなると、もはやレンズに100-400mmと名付ける意味はないような……いや、個人的の感想です。

    高性能現行機でも回り回ってISO値によるノイズが課題となる。
    道具ありきだけど、課題をクリアするのは知恵と工夫とあと何か……ここからが面白いトコだぜ、的、カメラやってる感ありますね。

  4. > 狛さん
    100mmって使い慣れてくると意外と標準レンズ的にも使えてしまいますよね。
    たまに20mmなんか付けてファインダーを覗くと、俺はこれで一体何を撮ってたんだ?と途方に暮れてしまいます 笑

    私も常々、APSやフォーサーズの35mm換算でナンタラってやつ、そろそろやめたらいいのにと思ってます。
    物理的にフォーサーズの25mmはフルサイズの50mmと違うのは分かりますが、50mmレンズとして撮影するんだからもう50mmとして売ればよくない?と。

    動きモノを撮る人たちが高画素なんか要らないからダイナミックレンジを何とかしてくれ!と言う気持ちがよく分かりました。
    たしかに1000万画素もあれば十分、代わりにISO12800まで実用レベルだったらどんなに便利か…と今なら思えますよ。

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