数年ぶりの釣り、そして撃沈へ

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

昨晩夕飯中の雑談で「久々に釣りに行きたいなあ、でもこれだけ寒いともうタコは釣れないよな。」などと話していたところ、「行かない理由ばかり考えて何もしないことに慣れると、時間だけが過ぎてすぐにつまらない年寄になるよ。」とツッコまれまして。ああ、それなんかすごく私が言いそうなセリフ!流石は夫婦。やっぱり似た者同士なのだろうか。いやまあそのとおりよね。分かった行ってくるわ、今晩!ということで数年ぶりの釣りへ。

しかし相変わらず162号線のシカさんすごいな。京北から名田庄までの区間だけで10や20どころか40、50頭は見たぞ…
私の前を走っていた方は突然目の前飛び出しシカファミリーに心折れたのかハザード炊いてそのままUターンしてた。
私も車2台を破壊されたトラウマが蘇って心拍数が跳ね上がり、ああもう釣り人に戻ることはできないのだなと実感したり。

くっそ寒い…
京都市の端っこ(鳴滝あたり)で既に気温が7℃という時点で嫌な予感はしていましたが、明け方の福井はまさかの4℃。
さらに吹き荒れる風、5mはあろうかと思われる防波堤を軽々乗り越えて襲い来るミスト状の波飛沫よ。
いやこれ心折れるとかそんなちんけなレベルじゃないんですけど。フリース一枚で来た私が馬鹿みたいじゃん。

ワタリガニ1ヒット(エギにしがみついてた)のみで撃沈。
タコ?ここまで寒くなるともうほぼ動かんでしょう。久々の地だこでたこ焼きパーティの夢が…

感想はたった一言ですね。「行かなきゃよかった。」
しかし満足なのです。「ああ、やっぱり行けばよかった。来年こそは。」よりずっといい。
悟りでも開いた気になって家でウダウダやってるより余程まともで人間らしい時間を過ごせたと思う。

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