セイコー SUSデザイン復刻モデル SCXP157を購入

Panasonic LUMIX GX7 Mark3 / Panasonic LEICA DG SUMMILUX 1.7/15 ASPH.

最近は琴線に触れる時計と出会うことがなかったのですが、久々に予約してまで購入してしまいました。
セイコー SUSデザインの復刻モデル、SCXP157です。ナノユニバース スペシャル エディションということですが、正直申し上げてナノユニバースというセレクトショップ自体には何の思い入れもありません。ええ。まあぶっちゃけ言ってしまうとワタクシ、セイコーのSUSというモデルにも何の愛着も無いわけですが。待ってました復刻！というわけではなく、ちょうど自分が求めていたものが現行で出てくれたか！という具合であります。

まあ何の変哲もないフツーの腕時計ですわ。もう本当にフツー。
ただ今までセイコーに限らず、そのフツーの腕時計をなかなか作ってくれなかったわけです。
サイズは35～38mm、3針ノンデイトのシンプルな腕時計。出来れば普段使い用に日常生活強化防水（10気圧防水）以上。
個人的にはムーブはこの際クォーツでも機械式でも何でも良かった。

この復刻SUSはちょうど合致してくれるんですよね。
35mmサイズという最近ではむしろ新鮮さすら感じてしまうコンパクトさが良いではありませんか。
私の手首周りが17cm無いくらい。日本人男性の平均が16～18cmらしいので平均の範疇だと思うんですが、平均的日本人が毎日着けてストレスにならないサイズって本来これくらいのものなんじゃないのかな、と思うのです。

ケースはサンドブラストでもヘアラインでもない…何て言うんだろう。全面に敢えて小傷を散らしたような加工がなされていて、視覚的には実際の重量以上のズッシリ感を感じます。鈍く輝くというか、少しガンメタリックっぽくも見える。木を隠すなら森に、傷を隠すなら傷の中に…ということで最初から傷が入ったように見えるため、今後どうしても付いてしまうであろう傷も目立ちにくくなりますね。

（初めて4倍ズームのデジタルテレコンで撮影してみましたが、流石に荒れますねえ…）

SUSの「S」ロゴ。和集合を現わすUをSimpleとStrongの頭文字で結んでSUSと名付けたのだとか。個人的にはSUSというモデルに全く愛着が無いので「このSロゴが無ければもっと好みなのに…」なんて思ってしまうんですが、そうなるともうアイデンティティの否定に等しいので仕方ありません。あ、秒針とインデックスのズレはそれなりにあります。所詮2万円の時計ですからね。そういうのが気になる人は文句言わずにお金を出してGS買いましょう。残念ですが、それが資本主義というものです。

定番の黒文字盤からブルー、グリーン…何だか節操なく感じてしまうくらいバリエーションが豊富ですが、その中から白文字盤を選択しました。黒文字盤のシンプル時計ならSinn 556があるし、他のカラフルなのは何かちょっと違う。実はこの白文字盤だけ全面夜光なのも決め手の一つ。これは手の平で軽く覆っただけなので微弱に光ってますが、流石国産のルミノバだけあって暗所ではしっかり光りましたよ。

最近お気に入りのNEZUMI Studios VOITURE（40mm）と比べてもこれだけ小さい！
小さいけれど文字盤と針のコントラストが高いので視認性は良好。
光にかざしても完全にホワイトアウトすることなく時刻が確認できます。

付属のシリコンバンドが好みではなかったので（チープなのはいいけどチープに過ぎる。）レザーベルトに交換。

これはなかなか良いですぞ。気に入った。
この金額だと色違いで揃えたくなっちゃうから困る。