旅の断片 志々島の大クス 1

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

早朝まで雨が降り続いていたが宮ノ下港で乗船時間を迎える頃にはすっかり青空が広がっていた。
なんと幸先の良いスタート。これも日頃の善行の賜物に違いない。
志々島上陸後まずは荷物や食料を拠点となるきんせんかに置き、早速大クスへと向かう。

既に幾度となく記事にまとめてきた巨樹なので、今回は旅先の一風景として断片的に掲載していこうと思います。

やはり雨上がりのしっとりした巨樹も美しい。
そよ風が吹く度にふわっと香るクスの花の香りが心地よく、到着後しばらくはテーブルの上にカメラを置いて香りを楽しんでいました。

珍しくGRで大クスと向き合う図。
結局サブ機としてX-H2 + SIGMA 18-50mm F2.8のセットとGR IIIxを持ってきました。
X-H2があるとX-H2ばかり使ってしまうのでGRの出番はごく僅かでしたが、正直持って来たのがGRだけだったらそれはそれで不満はなかったかもと思わなくもない。どうせほぼ全ての写真をメイン機のGFXで撮ってしまうわけで。しかしその覚悟を踏みとどまるだけの退屈さがGRにはあるんだなあ。

何にしても旅先にどの機材を持って行こうか、と思い悩むことも旅の醍醐味の一つ。
そう考えるとこれが旅用セットだ!と決まらないくらいの方が写真人生面白いのかもしれない。
どんなときだって選択肢は多いに越したことはないのだから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。