
OLYMPUS PEN-F / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
京都市内も僅かに積雪していたが、気温がぐんぐん上がってあっという間に溶け切ってしまった。
暖かな日差しが冬の終わりを告げている。儚い。しかしこの儚さがいい。
やっぱり私は冬の静けさが好きだ。実に良い冬であった。

そうそう。こういうのでいいんだよ。
何万画素!とか秒間何連写!とか、多くの写真愛好家はその手の謳い文句にいいかげんウンザリしてますから。
つい持ち出したくなるカメラ。触っていると自然と顔がほころんでしまうカメラ。近所の野草を撮るだけでワクワクするカメラ。そういうモノが欲しいのです。
かといってメーカー各社が揃い揃ってフィルム時代の遺物をヘリテージ機としてリデザインする必要もないわけで。
と褒め称えておきながら私はパスかなあ。
SIGMA fpを所有していた経験上、結局フルサイズミラーレスである以上レンズがデカすぎてボディの良さがスポイルされてしまう。
45mm F2.8を付けっぱなしにしてジェネリックLEICA Q3 43として使うなら、まあアリではあるのか。
ライカの半値以下と考えたらお買い得なのかも。
何にせよ、スペックだけで売らないカメラが少しずつ生まれ始めたことが素晴らしいと思います。
デジカメ業界のどん詰まり感半端ないっすからね…